WHAT IS PAP21?
PAP21とは、紙・板紙製の容器包装に使用される識別コードの一つです。
主に厚紙やボール紙で作られたパッケージに付与されます。
この識別コードは、消費者やリサイクル業者が素材を判別し、適切に分別・リサイクルできるようにすることを目的としています。
PAP21は、欧州の包装廃棄物指令(Directive 97/129/EC)に基づく識別コードの一つであり、包装材の素材分類を示すために使用されます。
なお、PAP21はあくまで素材識別であり、欧州向け販売ではこれに加えてEPRや各国の表示要件の確認も重要となります。
DEFINITION OF PAP21
PAP21は、紙および板紙製の容器包装に使用される識別コードの一つです。主に厚紙やボール紙で構成された包装材に用いられ、素材分類を明確にするために使用されます。
PAP21は、一般的な紙(PAP20)や段ボール(PAP22)と区別される分類であり、用途や構造に違いがあります。
識別コードの中でもPAP21は、以下のような特徴があります。
■ 厚紙やボール紙が主な素材
■ 一般的な紙(PAP20)よりも強度が高い
■ 段ボール(PAP22)とは構造が異なる
なお、PAP21はあくまで素材識別を目的としたコードであり、欧州向け販売ではこれに加えて各国の表示要件やEPR対応の確認も重要となります。
WHAT IS THE DIFFERENCE BETWEEN PAP21 AND THE RECYCLE MARK?
PAP21とリサイクルマークの違いを理解するには、それぞれの役割を整理する必要があります。
PAP21は紙・板紙製の容器包装に対する識別コードであり、素材分類を示すために使用されます。
一方で、一般的に「リサイクルマーク」と呼ばれるものは、資源循環や分別回収を促すための広い概念を指します。
PAP21は、素材識別コードの一つとして、主に厚紙やボール紙製のパッケージに表示されます。
素材ごとに異なる識別コードが設定されており、紙系はPAP、プラスチックはPEやPPなど、それぞれ分類されています。
また、これらの識別コードは、三角形の矢印(モビウスループ)とともに表示されることが一般的で、PAP21は「PAP」と「21」の組み合わせで素材を示します。
なお、PAP21はあくまで素材識別であり、欧州向け販売ではこれに加えて各国の表示要件やEPR対応の確認が重要となります。
PRODUCTS COVERED BY PAP21
PAP21は、紙・板紙を主素材とする容器包装に使用される識別コードであり、主に以下のような商品で見られます。
■ 化粧品の外箱(紙製パッケージ)
■ 食品の紙箱(お菓子・加工食品など)
■ 日用品・雑貨の紙製パッケージ
■ 医薬品やサプリメントの外箱
これらは厚紙やボール紙で構成されており、PAP21として分類されるケースが一般的です。
ただし、紙以外の素材(プラスチックコーティングや複合素材など)が含まれる場合は、PAP21に該当しない、または追加の確認が必要となることがあります。
欧州向け販売では、単にPAP21に該当するかだけでなく、包装材の構成や販売国ごとの要件、EPR対応の有無もあわせて確認することが重要です。
PAP21表示だけでは判断できないケース
PAP21は紙・板紙製の容器包装を示す識別コードですが、実務上はPAP21の表示だけで対応が完結するとは限りません。
特に欧州向け販売では、以下のようなケースで追加の確認が必要となります。
■ 紙にプラスチックやアルミなどが加工されている複合素材の場合
■ 外箱以外に内袋や付属包装がある場合
■ 複数の国に販売し、国ごとに要件が異なる場合
■ Amazonや越境ECなど販売チャネルが複雑な場合
これらの場合、PAP21の表示だけで判断すると不十分となる可能性があります。
欧州では、包装材の素材識別に加えて、各国の表示要件やEPR対応が求められるため、商品・包装構成・販売国ごとに整理することが重要です。
Swapsssが支援できること
Swapsssでは、日本企業向けに欧州の包装表示およびEPR対応を実務ベースで支援しています。PAP21を含む素材識別の整理に加え、販売国ごとの要件や対応範囲を明確化します。
■ PAP21を含む包装材の分類・表示整理
■ 各国(フランス・ドイツ・スペインなど)の要件確認
■ EPR登録の要否判断および対応支援
■ 包装表示や関連書類の確認・作成支援
商品仕様、包装構成、販売国に応じて必要な対応は異なるため、個別に整理することで過不足のない対応が可能となります。
summary
PAP21は、紙・板紙製の容器包装に使用される識別コードであり、素材分類を示すために用いられます。
ただし、欧州向け販売ではPAP21の表示だけで完結するものではなく、包装材の構成や販売国ごとの要件、EPR対応の確認も重要となります。
特に、複合素材の包装や複数国への販売、越境ECなどの場合は、個別に対応内容を整理することが必要です。
自社商品でどこまで対応が必要か迷う場合は、包装材・販売国・販売方法をもとに整理することで、適切な対応につながります。